マリオットポイントが貯まってくると、多くの方が次に悩むのが
「どのマイルに交換するのが一番良いのか」という点です。
ANAやJALといった日系航空会社、
シンガポール航空、キャセイパシフィック、
さらにエミレーツ航空やカタール航空などの外資系航空会社まで、
マリオットボンヴォイポイントは非常に多くのマイルへ交換できます。
選択肢が多い分、
「お得そうだが難しそう」「制度変更が多くて不安」
と感じる方も少なくありません。
この記事では、
マリオットボンヴォイポイントをマイルに交換する際に、
失敗しにくい考え方を軸に、
おすすめの交換先と注意点を整理して解説します。
結論|まず検討したいマイル交換先はこの4社
マリオットポイントからの交換先として、
まず検討してほしいマイルは次の4社です。
- ANA
- JAL
- ユナイテッド航空
- アラスカ航空
エミレーツ航空やカタール航空など、
他にも魅力的な外資系マイルは存在します。
ただし本記事では、
「現時点でマリオットポイントをマイルに交換した場合に、
もっとも得になりやすいかどうか」という点を主軸に、
上記4社の航空会社マイルをピックアップしています。
一時的に条件が良く見えても、
- 改定リスクが高いもの
- 利用できる路線やシーンが限られるもの
についてはあえて除外し、
「今、実際に使う前提で考えたときに有利かどうか」
という実用ベースの観点で選定しています。
マリオットボンヴォイアメックスと航空系マイルの相性が良い理由
マリオットポイントと航空系マイルの相性が良い理由は明確です。
- どのマイルにするかを、あとから決められる
- 交換レートが非常に高い
と言うことが理由です。
まず、航空会社系クレカの場合、
入会時点で「ANAイル」「JALマイル」など貯まるマイルが固定されます。
一方、マリオットボンヴォイポイントは、
- まずはポイントとして貯める
- 旅行の目的や路線が決まってから、必要なマイルへ交換する
という柔軟な使い方ができます。
この「後から選べる」という点が、
マリオットボンヴォイアメックスと航空系マイルの大きな強みです。
マリオットポイント→マイル交換の基本ルール
マリオットポイントからマイルへの交換には、基本的なルールがあります。
- 多くの航空会社は 3ポイント=1マイル(3:1)
- 60,000ポイントごとに5,000マイルのボーナス
- 航空会社によって反映まで数日かかる場合がある
そのため、一般的には
60,000ポイント → 25,000マイル
という交換が最も効率的です。
例外の交換レートに注意
すべての航空会社が3:1というわけではありません。
- 一部航空会社では、より不利な交換レートが設定されている
- 交換前に必ずレートを確認することが重要
マイルやポイントの仕組み自体が不安な方は、
以下の記事も参考になります。
ユナイテッド航空|今もなお「条件が揃っている」
ユナイテッド航空のマイルは、
マリオットポイントの交換先として、
現時点でもっとも条件が整っている外資系マイルの一つです。
主なメリット
① 必要マイル数が少ないケースが多い
特にANA国内線では、
ユナイテッド航空マイルを使うことで、
多くの路線が片道5,000マイルで発券できます。
ANAマイルの場合は、
- ローシーズン:6,000マイル
- ハイシーズン:9,000マイル
となるため、時期によっては大きな差が出ます。
② 燃油サーチャージが不要
特典航空券利用時に燃油サーチャージがかからない点は、
近年の燃油高騰を考えると非常に大きなメリットです。
③ 特典航空券の発券対象に制限がない
家族以外(友人・知人)にも特典航空券を発券できます。
④ キャンセル手数料が不要
発券後にキャンセルしても、手数料がかからないため、
予定変更のリスクを抑えられます。
追加の強み
- マイル有効期限なし
- ANA国内線の予約開始が非常に早い(約335日前)
- 日本語サイト・日本語コールセンター対応あり
- マリオットポイントからの交換時、実質還元率が高い(ボーナスが優遇)
注意点
- 国際線(特に東南アジア方面)は、過去と比べて必要マイル数が増加
- 海外航空会社のため、突然の制度改定リスクは常に存在
👉ANA国内線中心で使う場合、今も「得」と言える代表格です。
アラスカ航空|条件は良いが「使う人を選ぶ」
アラスカ航空のマイルは、
一時期ほどの爆発力はありませんが、
今でも特定用途では有利な外資系マイルです。
主なメリット
① 燃油サーチャージ不要
JAL便を含め、特典航空券利用時に燃油サーチャージがかかりません。
② 特典航空券の発券対象に制限がない
ユナイテッド航空と同様、誰にでも発券可能です。
③ キャンセル手数料が不要
発券後のキャンセルも無料で行えます。
以前と比べた変化
過去には、
- JAL東南アジア線を
片道25,000マイル(ビジネスクラス)
で利用できるなど、非常に高いお得度がありました。
現在は必要マイル数が増加しており、
「誰にでも無条件でおすすめできる」状態ではありません。
注意点
- 日本語サイト・日本語サポートなし
- 予約・問い合わせは英語対応が基本
- 突然の制度改定リスクあり
👉燃油サーチャージ回避を重視し、英語対応に抵抗がない方向けです。
ANA|安心して使える「王道」
ANAマイルは、
日本在住者にとって最も利用イメージしやすいマイルです。
主なメリット
- 国内線・国際線ともに選択肢が豊富
- 日本語で情報収集・予約・問い合わせが完結
- 制度改定があっても、事前告知が行われるケースが多い
また、ANAマイルを使えば
スターアライアンス加盟航空会社の特典航空券も利用できます。
注意点
- 燃油サーチャージがかかるケースが多い
- シーズン制により必要マイル数が変動
- 特典航空券の空席には制限あり
👉「確実に使える」「制度を理解しやすい」
ことを重視する方に適した選択肢です。
JAL|国内線中心なら今も有力
JALマイルは、
国内線利用を重視する方にとって安定感のあるマイルです。
主なメリット
- 国内線の路線網が分かりやすい
- マイルの使い道がシンプル
- 日本語対応で迷いにくい
注意点
- 特典航空券は原則として家族利用が前提
- 国内線特典航空券は変更不可(キャンセル時に手数料)
- 燃油サーチャージがかかる場合あり
👉国内移動が多く、シンプルな運用を求める方に向いています。
なぜシンガポール航空・カタール航空を「今回の4社」に入れていないのか
シンガポール航空やカタール航空は、乗客満足度も非常に高い航空会社です。
ただし、マイル交換先としては、
- 利用路線・旅程によってお得度の振れ幅が大きい
- 日本発着での汎用性は限定的
- 初心者が「今すぐ使う」前提では難易度が高い
という理由から、
「現時点で多くの人が得になりやすい」基準では除外しています。
まとめ|4社それぞれの立ち位置
- ユナイテッド航空:今も条件が揃った外資マイルの本命
- アラスカ航空:用途が合えば有効だが上級者向け
- ANA:安心感・使いやすさ重視
- JAL:国内線中心なら安定
この4社は、
「今、実際に使う前提で考えたときに有利になりやすい」
という観点で選んだ交換先です。
【比較表】おすすめ4社の位置づけ
| 観点 | ANA | JAL | ユナイテッド | アラスカ |
|---|---|---|---|---|
| 強み | 使い勝手の総合力が高く「外しにくい」 | 国内線中心なら運用がシンプル | 国内線×手数料面で“得が出やすい” | 燃油回避+柔軟性が刺さる人には強い |
| 必要マイル数の傾向 | シーズンで変動(路線による) | ルールに沿って安定(路線による) | 距離・ルール次第で少なくなる場面あり(特にANA国内線) | 改定で変動、ルート次第で評価が分かれる |
| 燃油サーチャージ | かかることが多い | かかることが多い | 基本不要 | 基本不要 |
| キャンセル/変更の柔軟性 | 手数料(またはマイル)発生 | 国内線は変更不可など制約が出やすい | キャンセル手数料がかかりにくい(柔軟) | キャンセル無料(柔軟) |
| 発券できる相手 | 制限あり(一般に制約が出る) | 制限あり(一般に制約が出る) | 友人・知人にも発券しやすい | 友人・知人にも発券しやすい |
| 予約開始の早さ | 国内線は発売タイミングの仕組みあり | 国内線は発売タイミングの仕組みあり | 先の予定を押さえやすい(早めに出る) | ルール理解が必要(便・提携で変動) |
| 言語/サポート | 日本語で完結 | 日本語で完結 | 日本語サイト・サポートあり | 英語前提になりやすい |
| マリオット→反映スピード | 即時でないことがある(余裕を持つ) | 即時でないことがある(余裕を持つ) | 比較的早い(使う直前の移行がしやすい) | 即時でないことがある(計画的に) |
| 改定リスク | 中(事前告知があることが多い) | 中(事前告知があることが多い) | 高(突然変わる可能性) | 高(突然変わる可能性) |
| おすすめの使い方 | 「まず失敗したくない」人の選択肢 | 国内移動メインの選択肢 | ANA国内線を“少マイル+柔軟”に使う選択肢 | 条件が刺さる人の“攻めの選択肢” |
初心者が失敗しにくい選び方
迷った場合は、次の考え方がおすすめです。
- まずは ANAまたはJAL
- 外資に興味が出たら ユナイテッド航空
- 慣れてきたら アラスカ航空や他の外資
そして最も重要なのは、
旅行内容が決まってからマイルへ交換することです。
マリオットボンヴォイアメックスについて
マリオットポイントをマイルに活用するうえで重要なのは、
「どのマイルを貯めるかを早く決めすぎないこと」です。
マリオットボンヴォイアメックスを使えば、
- 日常の支払いでマリオットポイントが貯まる
- ポイント宿泊にも、ANA・JAL・外資マイルにも使える
- 旅行内容が決まってから最適な交換先を選べる
- 高レートでマイルに交換が可能
という柔軟な運用が可能です。
マイル選びで迷っている段階ほど、
マリオットポイントという中立的なポイントから始める価値があります。
まとめ|「今、得になりやすいか」を軸に選ぶことが大切
マリオットポイントのマイル交換先は非常に多く、
ANA・JALといった日系航空会社から、
ユナイテッド航空・アラスカ航空、さらにはエミレーツ航空やカタール航空まで、
幅広い選択肢があります。
その中で本記事では、
「現時点でマリオットポイントをマイルに交換したときに、
実際に得になりやすいかどうか」
という点を最も重視し、次の4社を取り上げました。
- ANAマイル
- JALマイル
- ユナイテッド航空マイル
- アラスカ航空マイル
これらは、
必要マイル数・燃油サーチャージ・キャンセル条件・実際の使い勝手を総合的に見たときに、
「今、実用前提で考えた場合に有利になりやすい」交換先です。
一方で、
シンガポール航空やカタール航空のように、
条件次第では非常に魅力的な外資系マイルも存在します。
ただし、利用できる路線やシーンが限られるケースも多く、
初心者が「今すぐ使う」前提では難易度が高くなりがちです。
そのため重要なのは、
「どのマイルが最強か」を決め打ちすることではなく、
自分の利用シーンに合ったマイルを、
その時点で選べる状態を作っておくことです。
その点で、マリオットボンヴォイポイントは非常に柔軟です。
- まずはポイントとして貯めておく
- 旅行先・時期・空席状況が決まってからマイルに交換する
- 改定リスクを踏まえ、必要な分だけを移行する
この運用を意識するだけで、
「せっかく交換したのに使いにくくなった」という失敗を避けやすくなります。
マイル交換に正解は一つではありませんが、
「今、実際に使うならどれが得か」という視点を持つことで、
選択肢は自然と絞られてきます。
こうした使い方と相性が良いのが、
マリオットボンヴォイアメックスです。
日常の支払いでマリオットポイントを貯めながら、
将来はホテル宿泊にも、ANA・JAL・外資系マイルにも使えるため、
マイル選びで迷っている段階でも無駄になりにくいのが特徴です。
「どのマイルを貯めるか、まだ決めきれない」
「その時点で一番得な使い方を選びたい」
という方にとって、ひとつの有力な選択肢になります。
マイル交換に正解は一つではありませんが、
「今、実際に使うならどれが得か」という視点を持つことで、
判断はずっとシンプルになります。
まずはポイントを貯めながら、
自分の旅行スタイルに合った使い道を、必要なタイミングで選んでいきましょう。
あわせて読みたい|マリオットポイントとマイルの使い方を深掘り
マリオットポイントやマイルの使い方は、人によって最適解が変わります。
「自分の場合はどうなのか?」を考える際に、以下の記事も参考にしてください。

